仮面ライダーオーズ/OOO の感想回
知り合いなどから執拗に勧められていた一作だったが、まさかここまで面白いとは思わなかった。
というのも、2011年の作品なのでネットには感想や考察があふれているうえ、ツイッターに一年中いることもあって話の流れや終盤の展開を大量に見たうえでの視聴だったのだ。ネット浸りな以上これは当然なことである。
前知識一覧
・主人公の火野英司は無欲に見えて誰よりも強い欲を抱えている
・最後の方でアンクのコアメダルが割れてしまう
・アンクが最後に命の意味を知る
・火野英司は最強のコンボのメダルを体内に宿している
・ガタキリバは予算の都合上あまり使われない
・火野英司はだんだん怪物に近づいていく
これらを全部知ったうえで見たが、存分に楽しめた。前知識のお陰で楽しかったということではないが、ネットに散らばる感想を超えてくるような”強い”物語だった。
メダルの塊であるがゆえに倒されてもメダルさえあれば復活する、かと思いきや「コア」メダルを破壊されればあっさりと消滅してしまうグリードたち。個性の強いキャラクターたち、互いを使い合う関係の英司とアンク……
そうした要素を出し惜しみなく使う終盤の展開は実に熱い、怒涛の数十分だった。
同時に、ツイッターで「オーズのここが好き」みたいなキャプションでよく見た
「お前を選んだのは俺にとって得だった」
というアンクの最終回のセリフや、アンクのコアメダルが割れてしまうシーンなどを実際に見た時は感動すら覚えたし、こんなん誰でも好きに決まってるでしょ……とも思った。
まとめ
仮面ライダーオーズはいつ見ても面白い!